[Cryptocoryne]

私の育成種



C.yujii

2001年2月にRVA佐々木さんによって採取され、インボイスではC.pallidinervia サラワク スンガイ ラヤン産として導入された。
その後の開花情報や、標本・染色体調査にて新種であることが特定され、発見者の名前が冠されたクリプトコリネです。
その花の様子から、ヨーロッパで「ジャパンフラッグクリプト」と言われたとのことです。
クリプトコリネ ユウジィの花。ようやく、我が家でも実物を拝むことができました。( ̄人 ̄)

Cryptocoryne yujii Bastmeijer 
C.yujiiの現地葉矮小化してしまったC.yujii

[2001.3.3]
我が家に到着時のC.sp sasaki RD1の現地葉。
緑葉で、凹凸は激しくなく、うっすらと波打つ程度。
現地の水質はpH4.5台で、根の部分が黒褐色となっていることからも相当に腐食が進んだ土壌であることがうかがい知れる。

[2002.5.1]
植え込み当初は水中葉であったため、葉柄が長く苦労した。
用土が合わなかったためか矮小化し、その後、日本の夏を向かえ消滅の危機へ。
ECRに収容し、復活を試みる。

ラヤンRD1復活中ラヤンRD1、一進一退

[2003.8.17]
一旦は復活、このまま開花までもっていきたかったが、、、
やはり日本の夏を無事に越えさせるのに大きな課題が残ります。
繰り返しますが、エアコン管理が許される環境なら、精神衛生的にも是非そうしたいですね。

[2009.4.25]
一進一退を繰り返し、また逆戻り。まず維持していくことが課題に。
開花までの道のりは険しく、当分望めそうにない。高村光太郎「道程」が頭をよぎった。
ラヤン産RD1をキープされている人は、どのぐらいいらっしゃるのでしょうか。

C.yujii開花−花の表側)C.yujii開花−花の裏側

[2009.4.25]
2008年に「素人です」さんより、頂きましたジカン産C.yujiiブラウン。
無事開花しました。チューブの長さは10cm程度と小振りでした。
おかげ様にて実物のお花を拝顔する機会を頂戴しまして、感無量でございます。

おぉー、後ろ姿も美人。

C.yujii 葉 

葉はブラウンにならなくてもイイんです( ´_ゝ`)、ハイ。
もうね、無事に咲いてくれただけでヽ(^∀^)ノって感じで。
これは、これでキレイです。

 

C.yujii リム開口部C.yujii ケトル内部

いやぁ白いですね。清楚です。
リムの内側のブツブツは、もこもこと積もった新雪のようでもあります。
実に美しい。

ケトル内部。
おしべの葯の部分は、リム開口部の色と同様な濃い紫色でした。
Bastmeijer氏のサイトでは白いですね。このあたりについては、もう少し色々と見比べてみたいと思います。

◆水上育成DATA◆

ケース:食パン保存ケース
用土:A.水苔
   B.不明(ソイル系と長繊維ピートが主体と思われる)
照明:A.B.なし、窓際の明かりにて育成



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