[Cryptocoryne]


C.uenoi

2002.8 RVAささきさんのセンターサークル調査にて新種であることが確認され、発見者である上野さんの名前を冠したクリプトです。
2002.8.17に導入したがこれが非常に難しい。一旦は消滅しかけたものをER復活の小部屋に隔離中。何とか展開しているが、いつ失ってしまうか油断がならないので公開しておこう...明日はどっちだ(汗)

水上での展開は、新しい葉が月1枚出る程度で成長は大変遅く、乾燥にも弱い。水中での育成のほうが比較的容易と思われる。−>C.uenoiの水上育成について

Cryptocoryne uenoi Y.Sasaki from Sri Amann M-SUSK 
C.ウエノイの現地葉C.ウエノイ復活中

導入時、現地葉のご様子。凹凸に綺麗な虎斑が入っています。新芽は柔らかい緑。葉は薄く繊細な感じです。とても立派な株をわけていただいたのですが...

中性用土+腐葉土で一旦は2枚まで葉が展開したところで惨敗。ランナーが出ていたので、これを水中(大磯)に沈めリカバリを試みたが残暑の高水温時にCO2を切らせてしまいこれが致命傷に!
[2003.04.20]
一旦は根だけになってしまい7ヶ月かけてここまで。新芽は展開してきているのでとりあえず現状維持ってことで(汗)
これからの夏が怖いです。(;゚Д゚)ガクガクプルプル

展開中の葉C.ウエノイの葉が凸凹に

C.uenoiの特徴である凹凸と虎斑は今ひとつですが、最近、展開した葉には葉脈の中心部が白く抜けるような特徴が顕著に表れてきてます。
左下が復活当初の葉で反時計周りに葉が展開してきています。どの種にも言えますが最初の2−3枚の葉では特徴も出ず、葉だけで種類を同定するにはとても無理なことがわかると思います。

[2003.12.1]さらに6ヶ月強経過。
今年の夏は冷夏であったためか一進一退、何とか持ち堪えてくれたようです。
古い葉が溶け、葉数は変化ありませんが、葉のボコ感がだいぶイイ感じに。
一番大きな葉で6cm弱です。

消滅の危機から再度、復活か?水苔植え

[2005.07.17]
2004猛暑の影響か、突然勢いがなくなり「焼失」か?と思われたがケースの底を見ると根張りが大変良かったのでそのまま放置。
半年後、子株が出てきました。親株を失った代価に子株が2つ。
...これが等価交換なのか(笑)

[2005.07.17]A.水苔植え
先のケース内に動きが無かった間、待ちきれずに新たな株を2005.04にFeed Onさんから導入。SAMARAHAN産
導入から3ヶ月経過したが、2枚の葉と1枚が現在展開中。
葉色は綺麗なグリーン、中央の葉脈が白く抜ける特徴も顕著に。

用土植え葉のアップ

[2005.07.17]B.用土植え
こちらは、3枚の葉と1枚が現在展開中。
葉色がオリーブ色を濃くしたような褐色がかったダークグリーン、虎斑も濃い。現地葉にも若干違いが見受けられたが元株のバリエーションなのか用土による影響かは不明。

まるでキーのような葉。このまま順調に行ってほしいです。

ついに花芽が!1週間後

[2005.08.01]@_@;;;つ、つ、ついに、花芽か?!

[2005.08.08]間・違・い・な・いっ!
咲くや咲かざるや?!

ニョキニョキと...ウエノイ開花

[2005.08.16]んんっっ伸ばしてきました〜
ケトルの部分が形成され膨らんできました。
ここ1週間が、いよいよ勝負かも!

[2005.08.18]キタ━━(゚∀゚)━━ッ!!
「魔性の花」思ったより早く開花。満月にあと一歩といったとこでした。

フラッシュ撮影リム

濃い臙脂色に見える開口部ですが、フラッシュで撮影したこちらの絵が実物の色に近いです。

うなじショット。
開口部から先端にかけて、リムの部分がフスカのように捩れます。

切り取った花ケトル内部

7.5cmは小ぶりなほうでしょうか?
本当は、あと1日ぐらい様子を見たいのですが、この季節ですので、切開することに。

ケトル内部は白、臭いというよりか匂い、とても良い香りがします。
アウリクと同じ香り。

◆水上育成DATA◆

ケース:食パン保存ケース
用土:A.水ゴケ
   B.桐生砂:3、赤玉土:1、珪砂、大磯砂:1、マグアンプ小粒
照明:15W蛍光灯x1、8時間のおこぼれ(45cm水槽の隣に設置)
   A.B.なし、窓際の明かりにて育成



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