ベストな育成環境を探す − ◆種からチャレンジ編◆ |
水上育成において、何とか開花までもっていくことが出来ても、なかなか結実に至らないクリプトコリネ。 |
未成熟な種では発芽率が期待できないため、フルーツが自然に弾けるまで待ちます。 |
[写真左]C.ウェンティの種子
素焼き鉢またはシャーレ等を用意します。発芽床としては、用土がベストと思います。 水ゴケは保水性や通気性が高いなど利点がありますが、発芽から株分け可能な子株サイズに至るまでの期間で水ゴケ自体の寿命が尽きてしまうなど、リスクが高いと思います。 |
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腰水や水槽に種を浮かべておいても発芽しますが、あまりにも小さくどこかに逝ってしまう、水温や水質の変化で容易に消えてしまいますので、苗床に蒔くことを推奨します。 発芽させるには、まず湿度を高く保つ環境が重要です。 鉢植えの用土は少なめにして、ケース収容時に水位が発芽床の上面にギリギリにくるようにします。 |
発芽床の表面積を少しでもかせぐために、鉢を選んでみるのも楽しいと思います。 右側の鉢は、一般の素焼鉢にくらべ口が広い割に浅く出来ています。 |
収容先のケースが水ゴケ植えメインで、水位がほとんど無いケースの場合は、シャーレなどに用土を敷き、種が浮かない程度にヒタヒタにするのも良いと思います。 |
夏場は、照明による蒸れを避けるため、タッパや衣装ケース等に収容し、本ケースのおこぼれ照明、窓際の自然光(直射でない北側の窓とか)で十分だと考えます。 冬場はしっかりと保温できる環境が必要です。 |
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いつかは「自宅で開花したクリプトを結実させ、その種子からまた花を咲かせるまで育てる」などサイクルさせてみたい... [写真左]C.プルプレア、ついに結実?[2005.04.05] 家のケースではトビムシ飛びまくりのため実践したことないです。(汗) スポイトで空気を送り込むとか? カエルの餌などで扱われるフライトレス(飛べない)のショウジョウバエを使っても面白いかもしれません。 [2005.04.24] |
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