[Cryptocoryne]

ベストな育成環境を探す − ◆種からチャレンジ 慟哭編◆



2001年2月、RVAさんからフルーツ付きのストリオラータを送っていただき、種からストリオ成金を目指しました。
ここでは、その記録を赤裸々に明かしたいと思います。

無事はじけてくれ立派な種を数多く(70粒以上)手に入れることができましたので
2つのシャーレに蒔いてみました。


[左]状態の良いミズクサ水槽の底砂(ADAアクアソイルアマゾニア(パウダータイプ))

刻み水ゴケ。どこに蒔いたかすっかり見えません(笑)[右]


[左]のソイルに蒔いたほうは翌日に白い糸のような新芽がすぐ展開するなど
あきらかに[右]の水ゴケに比べて成長も早く、最終的に勢いが見られました。



2ヶ月後

[左]は葉数も2枚となりシャーレの蓋まで達するようになりました。
[右]は少し水ゴケが痛んでしまったため、別な容器に移すことにしました。



もう少し砂を加え、そろそろ栄養を与えてあげたほうが良さそうです。
シャーレの蓋を高さのあるものに置き換えてやることで
植え替えダメージを与えることなく湿度を高めたままで育成することが出来るはずです。



えっ その後どうなったかって?


うぅぅ...心の傷も癒えた(ような)気がするので記録しておきましょう




シャーレに対して高さのある良い蓋が見つからなかった私は

シャーレ自体を密閉できるケースが無いものかと台所を物色してみました


しばらくして、それは素晴らしいケースを見つけることが出来ました

イチゴパックです!


さっそく蓋をはずしたシャーレをイチゴパックに収容し
湿度の調整として湿らせた水ゴケをその周りに埋めてみました


完璧です

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし...

 

 

 

 

 

 

このシステムには脆弱性があったのです

 

 

 

 

 

 

数週間後...

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

再現イメージ

マジでぇ〜輪ゴムが切れてる!?

マジでぇ〜ひからびちゃって何?

マジでぇぇぇ〜ショックでかい

(♪はなわ佐賀県風)



何もしていないと常にフルオープン状態となってしまうイチゴパック


私はそれを 輪ゴム で留めていたのです


大半の子株を失うことになり
ストリオ成金の夢は幻と消えました


あぁ情けない「輪ゴム事件」



道のりは長く険しい...



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