[Cryptocoryne]

私の育成種



C.nurii

C.ヌーリーには葉の形状がナローなものやブロードになるもの、またレッドスポットが強烈に入るなど、いくつかのバリエーションが存在するのではないでしょうか。
pH5台の流れのあるところに自生しているためか、長期の水中育成は大変に難しく、水上育成も一般種に比べて育成は難しい部類になるかと思います。
半水中、もしくは水上育成のほうが勝率が上がりそうです。

Cryptocoryne nurii Furtado 
貧弱な姿新芽の展開

[2006.05.14]
いつものお決まりパターンは、、、
「鈍化−>矮小化−>消滅」。
過去、水苔育成でかなりイイ感じまで行ったことがありましたが、その後、水苔が痛んだのか根腐れのようになり消滅。

[2006.09.05]
約4ヵ月経過、我が家では消耗戦を繰り返してましたが、ようやく調子を上げてきました。
低pHを好む種を用土植えとする場合、用土の配合でpHを調整するというより、腰水にピート水を用いて低pHの環境を整えてあげるほうが、好結果を生むようです。

C.ヌーリーの蕾C.ヌーリーの花

[2006.11.08]
ほったらかしていたため気がつかななかったのですが、ついに蕾が。
横から見ると鎌のような独特の形状です。

[2006.11.18]開花!
C.nuriiの特徴であるハート型の花が艶やかに咲きました。
高さは約4cmと小ぶりながらも存在感があります。

C.ヌーリーの花(正面)C.ヌーリー リムのアップ

塔のような姿。
一瞬「さんかくとう」(未来少年コナン)を思い出しました。年がバレますね^^);;;

少し角度をずらしてみました、リムの起伏が激しいです。
なんかエロい。

C.ヌーリーC.ヌーリー 花のカット

別な角度から見てもエロカッコイイ。

リムの喉元からチューブにかけてカットしてみました。
アフリカ投げナイフのような邪悪な形。

C.ヌーリー ケトル内部1C.ヌーリー ケトル内部2

ケトル内部は白く、上部にうっすらとスポットが入ります。
匂いはよくわかりませんでした。イカ臭い(笑)です。
結構匂います。
前回の開花直後の観察では、記憶に残るほどの匂いではなかったのですが、、、
咲いてから日数が経過すると変化するのでしょうか。

[2009.4.29]
久しぶりに咲いたので、カットして撮り直してみました。
ケトル上部からチューブにかけて、より明瞭に紫のスポットが入っています。

C.ヌーリー リムのアップC.ヌーリー

独特なリムを見ていると、ついついクローズアップの衝動が、、、
起伏というか突起というか、まるで何かに侵食されたようにも見えます。
今回の花の色は、前回の開花時に比べて、育成環境の違い(今回は前回に比べて明るい環境、照明(18w)のある衣装ケースに収容)からなのか、色はかなり濃い紫となり、サイズも一回り大きな花でした。

[2009.4.29]
今回はリム先端からチューブの根元まで、ちょうど5cmでした。
そろそろ、植え替えしないといけませんね。

◆水上育成DATA◆

ケース:衣装ケース
用土:赤玉土:2、鹿沼土:3、長繊維ピート:1
照明:18W蛍光灯x1、8時間
腰水:ピート調整水



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