[Cryptocoryne]

私の育成種



C.hudoroi

C.ヒュードロイは、明るいグリーンの葉に明瞭に凸凹がのる細葉でやや大型となる大変魅力的なクリプトです。私が水上育成を始めたころから、憧れの種でもあり、入手したいと強く願っていました。
ところが、1997年にボルネオで起きた大規模な森林火災の影響か一時入荷が途絶えていた時期があり、バース便でリリースされたもの(これがまた凄かったのですが)も流通量が少なく、当時は入手の機会がなかなかありませんでした。
ここ数年はワイルド物、ポット物とコンスタントに入荷されるようになりましたし、水草に強いショップでは水中でキープされていたりして入手しやすくなったと思います。

こうして何回か入手機会に恵まれ、色々チャレンジしましたが、ことごとく失敗(T^T)。現在、我が家でキープできているのは以下の2株となってしまいました(汗)
一方はsp.cf物で2003年8月に新宿AFさんから導入、もう一方は入手元も失念、ロカも不明なのですが、エッジの部分の色が乗るタイプとそうでないタイプがありそうです。

Cryptocoryne hudoroi Bogner & Jacobsen 
C.ヒュードロイもう一つのC.ヒュードロイ

[2006.01.05]sp.cf1号
導入時はADAのソイル(マレーヤと思われる)を単独使用した水上仕立てで状態はいまいちでした。その後、用土を変えて矮小化に至り(いつものパターン^^;;;)、3回目の植え替えでなんとか調子が上がり、子株も付けるなど復活の兆しが見えてきました。
エッジ部分に臙脂色が乗り大変美しいです。

もう一方の株は、今のところグリーン一色、草体に元気がないです。頑張れーっ
ヒュードロイは、どちらかといえば水中向きなクリプトです。私も色々試しましたが、低床はソイルでも工夫次第でいけると思われますが、やはり大磯が良かったです(比較的新しめな水を好み、ウェンティ系など一般種と比べると光量もやや強いほうが良く、夏場の水温上昇には弱いと感じました)

C.hudoroi 

[2007.04.11]一年後のsp.cf1号
もう立派なC.hudoroi といえましょう。鉢はカビだらけになりながらも調子は良さそうです。鉢底から根がはみ出しており根づまりが心配なため、植え替えが必要です。
もう一株は、葉が凄く伸長し、C.aponogetifolia かもしれません。

 

◆水上育成DATA◆

ケース:60cmタンク
用土:桐生砂:3、赤玉土:1、珪砂、大磯砂:1、マグアンプ小粒
照明:18W蛍光灯x1、8時間



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