C.annamica
C.vietnamensisと並ぶベトナム産の珍しいクリプトコリネ。
2004.05.29 どうしても実物が見たくて、直接、AQUA STUFFさんをたずねて導入を決意。吉野さんのご好意にて素晴らしい株を分けていただきました。
同じ河川でも群落によっては葉の形状、色が異なるなど、バリエーションが多いとか。
自生地は中央ベトナムの高地とのことで、育成には夏対策が重要と思われる。
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Cryptocoryne annamica Serebryanyi | |
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[2004.06.10] 葉はかなり堅く、しっかりしてます。浮き上がる葉脈が美しい。 |
[2004.06.12] 開花。気づかなかったのですが、おそらく導入した時から花芽がついていたのでしょう。 フィールドでは、C.vietnamensisより開花率が高かったとのことです。 |
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新しい環境に馴染ませるため、衣装ケースに収容し、無照明でスタートしていたのですが、いつのまにかニョキニョキと... |
環境によるものか、色のりも今一つでリムが開ききっていない。リムの喉元の赤も明瞭に入らないのは、照度が足りていないと思われる。 新芽も展開が小さいので、そろそろ照明のあるケースに移したいが、これからの暑さを考えると悩ましいところ。 |
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ケトルの部分がめり込んでおり、葉、葉柄とも非常に硬く柔軟性が無いので、花をきれいに切り取ることは不可能でした。 内部にはスポットは入りません。 |
チューブが下のほうまで裂けてしまっている。 |
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[2004.11.21] 途中に切開したい気持ちがムラムラ。そのまま枯れてしまうかと思いましが、5ヶ月を経て、ようやく弾けてくれました。 |
[2005.03.05] 小粒の赤玉土と珪砂に水槽のソイルをまぜた用土に蒔いてから約4ヶ月。 今のところ順調のようです。 10円玉と比べてみても、まだまだ小さい。 |
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2004猛暑を何とか乗り過ごし、少しづつですが大ぶりな葉が出るように。 |
葉のアップ。ブツブツ感がラメのように妖しく光ます。 |
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[2005.05.31] 育成ケースの収容替えを行い、照明のある環境へ移したとたんに古葉を一気に落とし(代謝が活発になったから?)、一時はどうなるかと思いましたが、その後開花。 カールしていて見にくいがリムの内側はオレンジ色がのります。 |
バックサイド。チューブは5.5cm。 丸葉のエキノ系のように草体自体が大変硬いため、花を切り取るのに緊張を強いられました。 |
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ケトルを切開して嗅いでみると、実は良い香りであることが判明。 記憶が確かならアウリクと似ている、いつまでも嗅いでいたい(変)、、、爽やか系でした。 雌しべ6コ。 |
白を基調とした雄しべとバルブ。大変清楚です。 |